宅建は意味のない資格?

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「宅建の勉強をしているという話を知人にしたら「宅建なんて、とっても意味ないよ。」と言われました。

本当に知人の言う通り宅建はとっても意味のない資格なのでしょうか?」

宅建受験生の方向けにメルマガやブログで情報を発信していると年に一度や二度は、こういう質問が届きます。

まず、最初にズバッと結論を言っておきましょう。

「意味がないわけがない。」

以下、私が「宅建は意味のある資格である」と考える根拠をいくつかご紹介したいと思います。

宅建は意味のある資格であるという根拠

※副次的なものまで取り上げるとキリがないので、今回は主なものだけを取り上げることにします。

就職・転職に有利

採用就職・転職に際しては宅建資格を持っていることが総じて有利に働くものと考えて頂いて結構です。

まず、不動産業界への就職・転職に際しては非常に大きな武器になります。

実際、私の周囲には業界・営業未経験、年齢50歳以上という非常に厳しい条件ながら宅建を持っていたおかげで就職・転職に成功された方が何人もいらっしゃいますから。

次に金融業界への就職・転職に際しても非常に有利になります。

金融業界では頻繁にある不動産の担保評価の場面などで宅建の知識が大いに役立つからです。

私が知っている金融機関の中には宅建の保有者について昇進試験を一部免除しているところもあるぐらい、宅建保有者に対する評価は高いのです。

さらに不動産業界や金融業界以外への就職・転職に際しても、それなりの評価につながるものと考えて頂いて結構です。

宅建資格は国家資格の中でもトップクラスの知名度ですので採用担当者もその難易度等を十分、知っています。

そのため宅建資格を保有しているということ自体が、それなりの基礎学力があることとコツコツとした努力ができる人間性の証明になりうるのです。

独立できる

宅建資格があれば、宅建業者として独立することも可能です。

あまり知られていませんが、宅建業者として独立するのって、そんなに難しいことじゃないんですね。

飲食店などで独立する場合と比べれば、初期費用も大して掛かりませんし、おまけにお客さん単価と利益率が非常に高いですから。

私の講座の元受講生の中には宅建業者として独立したおかげで年収がサラリーマン時代の15倍ぐらいになった人もいます。

もちろん、誰もがそうなれるわけではありませんが、宅建業者として独立するということはそれぐらい大きな可能性を秘めているということです。

※自ら宅建資格を持っていなくても宅建資格を持っている人を従業員として確保することができれば宅建業者として独立することは可能です。

法律の基礎知識が身に付く

現代社会で生きていれば誰しも法律的な出来事と無縁ではいられません。

そういう意味では就転職や独立を全く考えていないような人でも宅建の勉強で身につけた法律知識がムダになるようなことは考えられないと思います。

実際、私自身も、親の相続やリフォーム会社とのトラブルでの対処など、多くの場面で法律知識に助けられてきました。

「転ばぬ先の杖」ではないですが、あなたも法律知識を身につけていて損になることは決してないはずです。

単純にほめられる

ほめられた!これ、宅建の合格者から意外とよく聞く話です。

話の流れの中などで宅建を持っているという話をすると結構な確率で
「すごいね!」とか「頭いいんですね。」とか言われるらしいです。

まあ、それだけ宅建試験が難易度の高い試験であることが広く認知されているということなのでしょう。

また「以前はバカ扱いされていたけど、宅建をとってからはそういう扱いを受けなくなった。」という話もよく聞きます。

そういう意味では宅建を持っているということ自体が自分の能力の客観的証明になりうるということなのかもしれません。

なぜ、宅建は意味がないなんて話が頻繁に聞こえてくるのか?

では、これほど「意味のある資格」である宅建がなぜ、頻繁に「意味がない資格」扱いを受けることになるのでしょうか。

「宅建は意味がない」と主張する人たちの意見に耳を傾ける中で見えてきた主な理由は以下の3つです。

1.期待値が高すぎる。

期待値が高すぎて落胆先にも触れた通り、宅建は就職や転職に際して非常に有利になる資格です。

しかし、宅建を持ってさえすれば、それだけで必ず就転職できるわけではありません。

当然のことながら採用担当者も求職者の人となりなどを総合的に判断して採用するかどうかを決めることになるからです。

そのことを見落として宅建をとったにもかかわらず就転職に失敗した人たちが「宅建は意味がない」と結論づけてしまっているということです。

2.とりあえずとる人が多い

宅建はメジャーな資格である上に、難易度的にも手ごろであるため、自分が将来的に仕事で使う可能性があるか、どうかなどをあまり考えず「とりあえず」という感覚で取得する人が非常に多い資格です。

そのため、結果的に宅建を仕事で使う機会がなかった人たちが多く、そのことが「意味のない資格」という評価を増やしてしまっているのです。

3.単なるやっかみ

自分が宅建をとれなかったものだから、やっかみで宅建なんて意味がないと吹聴している人も結構、多いようです。

ちなみに私が知っている不動産屋の社長に、酔うと決まって「宅建なんて、とっても意味がない」と言って、絡んでくる人がいます。

「じゃあ、なんで宅建試験を10回以上も受けているんですか?」と言い返したくなりますが、ムダにもめたくないので、毎回、グッと言葉を飲み込んでいます。(笑)

まとめ

宅建は意味のない資格なんかじゃない。当然、意味のある資格である。

主な根拠は以下のとおり。
・就職・転職に有利
・独立できる
・法律の基礎知識が身に付く
・単純にほめられる

根拠に乏しい意見に振り回されず、合格を目指して、しっかりと勉強に集中するべき。

 

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