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今回は宅建試験に一発合格するための勉強スケジュールの立て方についてお話ししたいと思います。
過去の合格者の勉強スケジュールというのは、その方にとっては合格を実現できるものであったかもしれませんが、その方とあなたが別人である以上、あなたの宅建試験合格を実現しうる勉強スケジュールであるかどうかはわかりません。
だから、過去の合格者の勉強スケジュールに依存するのではなく、ここで正しい勉強スケジュールの立て方を学んで、あなたの宅建試験合格を実現しうるあなたにとって最適な勉強スケジュールを立てるようにして下さい。
宅建に合格するために必要な学習行動とは?
まずは勉強スケジュールを立てるための事前情報の確認から。
宅建試験に合格するために必要な学習行動とその一般的な量は次のとおりです。
・テキストを使った基礎学習3回
・過去問学習5回(過去問を読む学習2回+過去問を解く学習3回)
つまり、これらの学習行動が行えるように勉強のスケジュールを考えていくわけです。
なお、この学習行動の量は
・学習者の基礎学力のレベルが中の上くらいであること
・学習期間が3ヶ月から6ヶ月程度であることを前提にしています。
したがって、これらの前提条件が変われば、合格に必要な学習行動の量が増えたり、減ったりすることがあることをご承知おき下さい。
宅建に合格するのに必要な勉強時間を把握する
次に上記の学習行動を行うのに必要な勉強時間を把握します。
各学習行動を行うのに必要な勉強時間は一般的に以下のとおりです。
テキストを使った基礎学習
1回目 | 60時間 |
2回目 | 50時間 |
3回目 | 40時間 |
過去問学習
過去問を読む学習1回目 | 50時間 |
2回目 | 45時間 |
過去問を解く学習1回目 | 40時間 |
2回目 | 35時間 |
3回目 | 30時間 |
合計350時間
この勉強時間は
・学習者の基礎学力のレベルが中の上くらいであること
・学習期間が6ヶ月程度であることを前提にしています。
したがって、これらの前提条件が変われば、合格に必要な勉強時間が増えたり、減ったりすることがあることをご承知おき下さい。
なお、学習者の基礎学力のレベルが中の上くらいであることという前提条件はそのままに学習期間が短くなった場合の合格に必要な勉強時間は概ね、以下のように減少するものと想定されます。
学習期間5ヶ月 | 約340時間 |
4ヶ月 | 約325時間 |
3ヶ月 | 約310時間 |
2ヶ月 | 約270時間 |
1ヶ月 | 約220時間 |
学習期間が短くなるにつれて合格に必要な勉強時間が短くなっていくのは、2回目以降の学習行動に必要な勉強時間が短くなっていくためです。
たとえば、2ヶ月かけて、テキストを2回読んだ場合と、1ヶ月かけてテキストを2回読んだ場合では、1ヶ月かけてテキストを2回読んだ場合の方が2回目テキストを読むときに1回目テキストを読んだときに覚えたことを忘れている割合が減るので、よりスムーズにテキストを読み進めることができますよね。
そういうことです。
さらに学習期間が2ヶ月の場合と1ヶ月の場合については、学習期間が非常に短く、覚えたことをかなり忘れにくくなることを考慮して、合格に必要な学習量を以下のように減らして勉強時間を算定しています。
学習期間2ヶ月の場合
・テキストを使った基礎学習2回
・過去問学習5回(過去問を読む学習2回+過去問を解く学習3回)
学習期間1ヶ月の場合
・テキストを使った基礎学習2回
・過去問学習4回(過去問を読む学習2回+過去問を解く学習2回)
宅建合格のための勉強スケジュールを立てる
自分が合格するのに必要な勉強時間が概ね、把握できましたら、その勉強時間を確保できるように実際に勉強のスケジュールを立てていきます。
たとえば、学習期間が6ヶ月であれば標準的な勉強時間は350時間ですから、それを約180日間で確保できるようにそれぞれの日に割り振っていくわけです。
具体的な手順はこんな感じです。
1.全学習期間から予備日の日数を差し引く。
全学習期間から予備日を差し引き、学習可能日数を求めます。
勉強のスケジュールを立てる時はよほど時間的に余裕がないなどの事情がない限り、なるべく、週に1回は勉強の予定のない予備日を設けるべきです。
忙しい社会人受験生の場合、どうしても勉強のスケジュールを守ることができないような日がでてくるものだからです。
全学習期間が180日、予備日が26日だとすると学習可能日数は
180日-26日=154日となります。
2.合格に必要な勉強時間を学習可能日数で割る。
一日あたりの必要勉強時間を求めるため、合格に必要な勉強時間を学習可能日数で割ります。
先の例で言えば一日あたりの必要勉強時間は以下のように計算されます。
350時間÷154日≒2.27時間≒2時間16分
3.曜日ごとの忙しさの実態に応じて、一日あたりの勉強時間を調整する。
社会生活を送っていれば大半の人が曜日ごとに忙しさに差があると思います。
その忙しさの差を考慮して曜日ごとの一日あたり勉強時間を調整しようということです。
たとえば金曜日は残業があり、帰りが遅くなるので、どうしても勉強時間がとりにくいというのであれば、金曜日の勉強時間を1時間に減らして、その分を土曜日にまわすといったことをやるわけです。
ご自身の日々の生活の実態に応じて、無理のない一日当たりの勉強時間となるよう調整して頂ければと思います。
これであなたにとって最適な勉強スケジュールは完成です。
宅建の勉強スケジュールまとめ
・宅建試験に合格するための勉強スケジュールは人によって、最適なものが異なります。
過去の合格者の勉強スケジュールにそのまま乗っかるのではなく、必ず、自分にとって最適な勉強スケジュールを考えるようにしましょう。
・合格するために必要な勉強時間を把握した後の具体的な勉強のスケジュールの立て方は以下のとおりです。
1.全学習期間から予備日の日数を差し引く。
2.合格に必要な勉強時間を学習可能日数で割る。
3.曜日ごとの忙しさの実態に応じて、一日あたりの勉強時間を調整する。
なお、勉強のスケジュールはいったん立てれば100%守り続けなければならないというものではありません。
実際の学習の進捗状況を見ながら必要があれば柔軟に修正して下さい。
我々の目標は勉強のスケジュールを守ること自体ではありません。
あくまで最終的に宅建試験に合格することです。
その点を決して忘れないようにして下さい。
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