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多くの宅建受験生にとって「宅建試験の勉強期間は何ヶ月ぐらいがいいのか?」というのは一つの興味深い問題でしょう。
勉強期間が短すぎれば、当然、合格レベルに達することができませんし、逆に勉強期間が長くなりすぎれば、間延びして、勉強の効率が下がってしまうことも考えられるからです。
そこで今回はあなたにとっての適正な宅建試験の勉強期間の長さの考え方について簡単に説明させて頂きたいと思います。
一般論としては何ヶ月ぐらいがいいのか
一般論として宅建試験の勉強期間を何ヶ月ぐらいにすべきなのかのお話です。
勉強期間を何ヶ月ぐらいにすべきなのかは一日あたりの勉強可能時間によって変わってきます。
これは当たり前の話ですよね。
1日に3時間しか勉強できない人と1日に10時間勉強できる人が合格するのに必要な勉強期間が同じであるはずがないですから。
一日あたりの勉強可能時間ごとの合格に必要な勉強期間は、以下のようになります。
1日当たりの勉強可能時間 | 合格に必要な勉強期間 |
2時間15分 | 約6ヶ月 |
2時間40分 | 約5ヶ月 |
3時間10分 | 約4ヶ月 |
4時間 | 約3ヶ月 |
5時間20分 | 約2ヶ月 |
8時間30分 | 約1ヶ月 |
【※参考(難しい理屈は不要と言う方は読まれる必要ないです。)
上記の一日あたりの勉強可能時間と合格に必要な勉強期間は以下の3つの条件にて算定しています。
①1ヶ月を30日として算定するものとする。
②合格に必要な総勉強時間は勉強期間が短くなるにつれて短くなるものとする。(具体的には6ヶ月で350時間、5ヶ月で340時間、4ヶ月で325時間、3ヶ月で310時間、2ヶ月で270時間、1ヶ月で220時間となるものとする。)これは勉強期間が短くなるにつれて覚えたことを忘れる量が減るためである。
②勉強期間中は1週間に1回の予備日(勉強の予定のない日)を設けるものとする。】
基礎学力に不安のある方は勉強期間を長めに考える
上で述べた勉強期間というのはあくまで一般的な条件を前提とした数字ということになります。
したがって、前提条件が変われば多少、合格に必要な総勉強時間が長くなったり短くなったりし、それにともない、合格に必要な勉強期間が長くなったり短くなったりすることになります。
その条件のうち、特に総勉強時間や勉強期間に大きな影響を与えるのが、基礎学力です。
基礎学力というのは、文章を読んだり、理解したりする能力のことですね。
基礎学力はこれまでの人生での勉強量や読書量によって決定づけられる能力です。
そのため、これまでの人生であまり真面目に勉強してこなかった方や、普段あまり本を読まないような方は基礎学力の点で、かなり後れをとっている可能性があります。
心当たりのある方は必ず、この点を考慮に入れて総勉強時間および勉強期間を決定するようにして下さい。
受験経験者の場合、何ヶ月くらい前から勉強すればいい?
「宅建試験の受験経験者の場合、勉強期間は何ヶ月くらい見ておけば、いいのでしょうか?」というのも、よくお受けするご質問です。
これについては先にも取り上げた一日あたりの勉強可能時間と現状の宅建受験生としての学力レベルから判断していくことになります。
まずは過去問を解いてみて、現状の学力レベルを把握し、そこから何ヶ月間ぐらいで合格レベルに到達することができるのかを自分で判断するようにして下さい。
かなり個別性の高い質問であるため、フワッとした回答になってしまいましたが、少しでも正確に判断してもらうための注意点を一つだけ、お伝えしておきます。
多くの受験経験者が自分の現状の学力を高く評価し過ぎです。
たとえば昨年の試験で30点とれていると合格まで、あとちょっとだったような気がしてしまいますが、実際にはそうではないということを、しっかりと自覚して下さい。
0点レベルから30点とれるレベルになるのと
30点とれるレベルから35点とれるレベルになるのと
どちらが大変だと思いますか?
実はこれ、圧倒的に後者の方が大変なんですよ。
このことをちゃんと理解していないと自分の現状の学力を高く評価し過ぎて、合格に必要な総勉強時間および勉強期間を見誤ってしまうことになります。
ちょっと厳しい言い方をするようですが、大半の受験経験者の方は「今年、初めて受験する人たちと大して学力レベルが変わらない」ぐらいのつもりで、勉強期間を決める方がいいと思います。
まとめ
・勉強期間を何ヶ月ぐらいにすべきなのかは一日あたりの勉強可能時間によって変わる。
・文章を読んだり理解したりする能力、すなわち、基礎学力に不安のある方は勉強期間を長めに考える。
・受験経験者が宅建試験に合格するために必要な勉強期間は初めて受験する人たちとあまり差がないと考えるのが無難である。
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