宅建試験10月からはどんな勉強をすべきか?

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今回は宅建試験の直前期である10月からの勉強の仕方等について気をつけるべきポイントを簡単に解説してみたいと思います。

10月からの数週間の過ごし方が合否をわける。

合否をわける宅建試験は毎年、10月の第三日曜日に実施されます。

つまり、10月に入ってからの勉強期間は14日から20日程度と宅建試験の全勉強期間から考えれば、比較的に短い期間となっています。

しかしながら、私は10月に入ってからの勉強期間は4月、5月、6月の3ヶ月間と同じくらい、いや下手をすればそれ以上に宅建試験の合否に影響を与えると思っています。

なぜなら、10月以降の勉強期間は本試験までの期間が非常に短いため、そこで学んだり、覚えたりしたことは、忘れることなく、そのまま本試験会場に持っていける可能性が高いからです。

そういう意味では勉強が大きく遅れている受験生の方でも10月の過ごし方次第では十分に逆転合格を狙うことができるはずですので、そのつもりで、最後まで粘り強く、勉強に取り組んで下さい。

10月以降の勉強の中心はどこに置くべきか

勉強中10月以降の勉強の中心は、勉強することによって得点につながりやすいと考えられるところに置くべきです。

勉強したところで得点できるかどうか、あやしいところは、場合によっては完全に捨ててしまうぐらいの潔さがあってもいいかもしれません。

私の考える勉強することによって得点につながりやすいところは以下の2つです。

1.勉強効率のいい法律科目

勉強効率のいい法律科目とは、比較的、短い勉強時間で得点することが可能な法律科目のことを指します。

具体的には以下のような法律科目があります。

宅建業法、特定住宅瑕疵担保責任履行法、国土利用計画法、農地法、宅地造成等規制法、印紙税、地価公示法、統計、土地など。

2.極端に苦手な場合の民法

民法が極端に苦手で現状のままでは2点から3点ぐらいしか、とれそうにない場合は5点から6点ぐらいをとることを目指して民法の勉強もやる方がいいです。

民法は正直なところ、あまり勉強効率のいい法律科目ではありません。

しかしながら、5点から6点ぐらいなら、基本事項をおさえるだけでも十分、とれるはずですし、また、最低でもそれぐらいはとっておかないと他の法律科目でリカバーすることも難しくなってしまいます。

したがって、どれほど苦手意識があっても、完全に捨ててしまうのではなく、あまり無理なくとれる範囲で得点できるだけの対策をするようにして下さい。

手を拡げる勉強は絶対的にNG

NG10月以降の勉強でやっていいのは、これまでやってきたことの復習と統計の数字の暗記だけです。

(勉強開始時期が遅く、まだ出題範囲一通りの勉強が終わっていない場合などは除きます。)

テキストを買い替えたり、予想問題集に取り組んだりする「手を拡げる」勉強は、よほど余裕がある方でない限り、自分で自分の首をしめる結果になるだけですので絶対に避けるようにして下さい。

既に学んだことのある知識を、より確実なものにすることだけに全力を注ぎましょう。

なお、緊張しやすい人が試験の雰囲気になれるために、模試を受けることまでは止めませんが、その場合も模試の結果は絶対に気にしないようにして下さい。

見直しを行う際にも過去問での出題実績のない細かな知識を問うような問題については無視するようにして下さい。

過去問を消していこう

10月以降、過去問を勉強するに際しては、「本試験まで見直さなくても絶対に忘れる心配がない。」と思える問題を選択肢レベルでドンドン消していきましょう

そうすることで、まだ、覚えることができていない問題だけに集中して勉強することができるようになるからです。

全ての選択肢を消すことができた時、あなたは過去問を完全にマスターできたことになります。

その時こそ、あなたの宅建試験合格は揺るぎないものとなることでしょう。

まとめ

・10月からの勉強期間は4月、5月、6月の3ヶ月間にも匹敵しうるほど、重要。

後れをとっている人も、この期間の過ごし方次第で十分、逆転合格を狙うことができる。

・10月以降の勉強の中心は勉強効率のいい法律科目と極端に苦手な場合の民法に置く。

なにしろ、本試験での得点につながりやすい勉強を心がけること。

・10月以降の勉強でやっていいのは、基本的にこれまでやってきたことの復習と統計の数字の暗記だけである。

・10月以降、過去問を勉強するに際しては、「本試験まで見直さなくても絶対に忘れる心配がない。」と思える問題を選択肢レベルでドンドン消していく。

全ての選択肢を消すことができれば、あなたの宅建試験合格は揺るぎないものとなる。

 

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