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インターネット上ではしばしば、宅建は中卒でもとれるのか?云々という議論がなされているようです。
そこで今回は中卒の方の宅建受験に関する3つの疑問に対して一宅建講師の立場でお答えしてみたいと思います。
中卒でも宅建試験を受けることはできるのか?
これは全く問題なくできます。
宅建試験には受験資格制限がないからです。
(ちなみに同じく法律系の初級資格であるマンション管理士や管理業務主任者、さらには行政書士なども受験資格制限がありません。その意味で法律系の国家資格は割と門戸が広く開かれていると言えるかもしれません。)
受験資格制限がないので中卒どころか、中学校在学中でもさらに言えば小学校在学中でも受験することができます。
実際、過去には小学校在学中に宅建試験に合格した人もいます。
中卒でも合格することはできるのか?
もちろん、合格できます。
ただし、一言に中卒と言っても、学力レベルは人それぞれですので、その学力レベルに応じて、合格に必要な努力の量は変わってきます。
中学校を卒業するまでほとんど勉強をしてこなかった人などは宅建試験に合格するために普通の人の何倍もの努力が必要になることもあると思います。
ちなみに私が過去に指導した受験生の中に高校を中退して、結果として中卒になった方がいましたが、その方は、テキストを読むにも漢字がほとんど、読めなかったので、大変、苦労されていました。
ものすごく真面目に取り組まれる方でしたが、残念ながら一発合格はかなわず、2回目の試験での合格となりました。
もし、彼に漢字をスラスラ読める基礎学力があったなら、一発合格できていたのかもしれません。
中卒でも宅建をとれば就職できるのか?
これはケースバイケースだと思います。
(もちろん、宅建を持っている方が有利になることは間違いありませんが)
ある程度の規模の不動産会社で採用条件に高卒以上と明記されている場合には、残念ながら難しいかもしれません。
しかし、きわめて規模の小さい不動産会社なら、採用条件が高卒以上となっていてもチャレンジしてみる価値はあると思います。
社長の裁量一つで例外的に採用されることがあるかもしれませんので。
また、規模の小さい不動産会社ほど、宅建の有資格者に対する需要が高くなりますしね。
いずれにしても不動産会社側は学歴や宅建資格の有無だけであなたを採用するかどうかを判断しているわけではありません。
あなたの人となりなどを総合的に考慮して採用の是非を判断しているのですから、その点を忘れずに就職活動に臨むようにしましょう。
あきらめなければ必ず、就職先は見つかるはずです。
まとめ
・宅建試験に受験資格制限はない。
したがって、中卒でも問題なく受験できる。
・中卒でも問題なく宅建試験に合格できる。
ただし、これまでの人生であまり真面目に勉強してこなかった人は、他の人より余分に苦労するであろうことを覚悟しなければならない。
・中卒でも宅建をとれば、どこの不動産会社でも就職できるというわけではない。
ただし、かなり有利になることは間違いないので是非ともチャレンジして欲しい。
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