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今回は宅建受験生の方から頂いたご質問と当方からの回答をご紹介したいと思います。
ご質問の内容
法令上の制限が苦手で勉強が進まなくて困っています。
テキスト等を読んでいても書かれていることがわかりづらく、内容が全く頭に入ってきません。
法令上の制限はどのように勉強するのが良いのでしょうか?
少しでも勉強が楽になるような方法があれば、是非、教えて下さい。
松村からの回答
法令上の制限は苦手とされる方が多いですが、出題される問題はいずれも単純に知識を問うようなものばかりですので、ある程度の対策をすれば、民法よりははるかに安定的に得点することができます。
ですから、決して捨てたりせず、少なくとも他の分野の足を引っ張らないぐらいには勉強するようにしましょう。
法令上の制限を効率よく勉強するためのポイントは以下の3つです。
①法律が達成しようとしている目標を意識する。
各法律が制定された目的を意識しながら、勉強すると、各規定の存在意義がわかるようになり、棒暗記するよりは、はるかに覚えやすくなります。
各法律の目的はそれぞれの法律の第一条で定められていますので、一度、インターネットなどで確認してみて下さい。
②法律の全体像をつかむ。
これは特に都市計画法や建築基準法のように勉強することのボリュームの大きい法律について言えることです。
法律の全体像をつかんでから、「今、勉強をしているのは、どこの部分なのか」を意識しながら勉強すると知識の混乱を防ぐことができます。
なお、法律の全体像をつかむ方法としては目次を定期的に読み返すことをおすすめします。
③頻出ポイントを重点的に勉強する。
法令上の制限は、法律にもよりますが、かなり出題傾向が偏っています。
ですので、過去問などで勉強しながら、「ここはよく出題されているな。」と思うところは、重点的に勉強するようにしましょう。
以下、簡単に各法律科目ごとの頻出ポイントを紹介しておきます。
都市計画法 | 都市計画の種類、開発行為 |
建築基準法 | 用途制限、建ぺい率・容積率、斜線制限等、単体規定 |
国土利用計画法 | 事後届出制 |
農地法 | 3条、4条、5条 |
土地区画整理法 | 施行者、換地計画、仮換地 |
宅地造成等規制法 | 許可制、届出制 |
まずは、これらの頻出ポイントを確実におさえるようにしましょう。
頻出ポイントをしっかり、おさえるだけでも試験年度にもよりますが、8点中5点ぐらいは得点できると思います。
ちなみに頻出ポイントを先にしっかりとおさえると、それ以外の事項の勉強も比較的しやすくなるはずです。
一部分でも、しっかりとした知識が身に付くと、その知識に関連付けて、他の知識を覚えることが可能になるからです。
まとめ
・法令上の制限を効率よく勉強するためのポイントは以下の3つ
①法律が達成しようとしている目標を意識する。
②法律の全体像をつかむ。
③頻出ポイントを重点的に勉強する。
・法令上の制限の問題は単純知識を問うものが多い。
ある程度の対策をすれば、民法よりははるかに安定的に得点することができるの決して捨てないこと。
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