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今回は当ブログの読者の方から頂いたご質問と松村からの回答をご紹介したいと思います。
ご質問の内容
転職をするに際して何か資格でもと思い、色々と調べたいたところ、宅建が不動産業界への転職に有利ということを知り、取得を検討しています。
ただ、気になるのは宅建が実際、どの程度、転職に有利に働くのかということです。
20代や30代の人なら、ともかく、私は既に50代に突入してしまっています。
妻は私のような年代になれば宅建をとったぐらいのことで転職しやすくなるようなことはないのではないかと言うのです。
まして、私には不動産業界での経験はおろか、営業経験さえありません。
(前職は繊維関係の工場での事務職です。)
私のような者でも宅建をとれば、不動産業界へ転職することが可能になるものなのでしょうか。
ご回答のほど、よろしくお願い申し上げます。
松村からの回答
一般論としては可能です。
私の講座の過去の受講生の中にも50代、不動産業界未経験、営業職未経験という条件で不動産屋さんへの転職に成功した方が何人かいらっしゃいますので。
特に小さな不動産屋さんの場合、宅地建物取引士の設置要件(宅建業者の事務所には従業員数5名に1名以上の割合となるように宅地建物取引士を設置しなければならないという要件)を満たすために、業界経験や営業経験がなくても宅建を持っている人なら積極的に採用するということが割と頻繁にあるようです。
ただし、だからといって、宅建さえとれば、誰でも確実に不動産屋さんへ転職できるかと言えば、もちろん、そんなことはないと思います。
採用する側も当然、宅建を持っているかどうかだけでなく、求職者の営業マンのとしての適性なども、しっかりとチェックするはずだからです。
ですので、そのことを踏まえて、なお宅建資格を取得してみようと思われるのであれば、挑戦してみられれば、よいのではないでしょうか。
いずれにしても宅建資格がないよりは、ある方が有利になることは間違いありませんので。
あと、もう一つだけ言わせて頂くと、不動産屋さんの営業の仕事は、転職するのは割と簡単ですが、その反面、続けていくのは、かなり大変です。
(昔と比べるとブラックな会社はかなり減っているようですが、それでも大変な仕事であることに変わりはありません。)
実際、転職したものの、仕事の大変さに我慢しきれず、一月や二月でやめていく人は今も非常に多いようです。
まして、50代で業界・営業職共に未経験からの挑戦ともなれば、その大変さは、なおさらのことでしょう。
したがって、不動産屋さんの営業職へ転職されるのであれば、それなりの覚悟を持って臨むようにして下さい。
我慢しきれずに、すぐにやめてしまうようなことになっては以降の転職活動が、さらに厳しくなってしまいますので。
まとめ
・宅建をとれば50代、業界・営業職共に未経験であっても、不動産屋さんへの転職は可能である。(あくまで一般論であることに注意)
・不動産屋さんの営業の仕事は、転職するのは割と簡単だが、その反面、続けていくのは、かなり大変。
したがって不動産屋さんの営業職へ転職されるのであれば、それなりの覚悟を持って臨むこと。
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