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宅建受験生の方からよく行政書士のことについて、ご質問をお受けします。

同じ法律系の入門編的資格として気になる方が多いのかもしれませんね。

そこで今回は宅建受験生の方からよくお受けする行政書士についてのご質問と当方からの回答をまとめてご紹介致したいと思います。

宅建と行政書士に関する5つの質問

できるかぎりわかりやすく解説させて頂いたつもりですが、一部わかりにくいところや解説が足りないところがあるかもしれません。

そういう場合は遠慮なくご質問下さいね。

さらに噛み砕いて説明させて頂きます。

宅建と行政書士の難易度の差はどのくらい、ありますか?

宅建と行政書士の難易度の差は?宅建試験の難易度を10とすると行政書士試験の難易度は30~40といったところだと思います。

もちろん、試験の内容が違いますし、偏差値のような明確な比較基準があるわけではないので、単純比較をすることはできません。

しかしながら、多くの受験生の話や私自身の受験経験から判断する限り、「当たらずとも遠からず」と言える範囲には収まっているものと考えます。

ちなみにこの難易度の差はどちらもゼロから試験勉強をはじめる場合のものなので、宅建試験に合格したあとに行政書士試験を受験する場合には、これほど難易度の差を感じることはないと思います。

宅建と行政書士、独立向きなのはどちらですか?

より低資金で独立できるのは行政書士です。

行政書士の場合、30万円程度の資金で独立することも可能ですが、宅建の場合(宅建業者として独立する場合)独立するためには最低でも150万円程度の資金が必要になりますので。

したがって、独立しやすいのは行政書士ということになるでしょう。

しかし、独立して成功する可能性が高いのは宅建の方ではないでしょうか。

宅建の方がビジネスの内容の認知度が高いため(行政書士が提供しているサービスの内容を理解している人は意外と少ないものです。)集客がしやすく、また顧客単価が高いからです。

したがって、独立して成功しやすいのは宅建ということになると思います。

宅建と行政書士で就職や転職に有利になるのはどちらですか?

宅建と行政書士、就職に有利になるのは?資格を直接的に活かして就職・転職をするということなら、圧倒的に宅建の方が有利でしょう。

宅建資格者の募集はよく見かけますが、行政書士資格者の募集はほとんど見かけることがありませんので。

しかしながら、資格を直接的に活かして就職・転職をするわけではないのなら、行政書士の方が有利になることも十分、ありえます。

行政書士の方が試験の難易度が高いことは多くの採用担当者が知っていますので、より高い能力を持っている人材と判断される可能性があるからです。

つまり、どんな会社に就職・転職をしようとしているのかで宅建と行政書士のどちらが有利になるのかは変わってくるということですね。

宅建試験と行政書士試験に同時に合格することは可能でしょうか?

試験日が違いますので不可能ではないと思います。

(宅建の試験日は例年10月の第三日曜日、行政書士の試験日は例年11月の第二日曜日)

ただ、同じ法律系の資格と言っても宅建と行政書士では試験科目がほとんど、かぶっていませんので(かぶっているのは民法のみ)、かなり大変なことであるのは間違いありません。

少なくとも試験直前の3ヶ月間ぐらいは勉強だけに集中できる環境にあるなどの特別な事情がない限り、あまりおすすめはできません。

下手に同時合格にこだわって、両方の試験に落ちてしまうようなことがないよう十分、注意して下さい。

宅建試験と行政書士試験、どちらを先に受験すべきでしょうか?

私の考えでは圧倒的に宅建です。

簡単なことから始めて難しいことに移行するというのは勉強をスムーズに進めるための鉄則だからです。

「自分は法律に向いているのか。」を確認する意味でも、まずは比較的合格しやすい宅建試験の勉強から始められることを強く、おすすめします。

宅建と行政書士に関する質問まとめ

宅建と行政書士に関する質問まとめ・宅建と行政書士を比べた場合、行政書士の方が宅建の3~4倍程度、難易度が高い。

・低資金で独立できるのは行政書士、独立して成功しやすいのは宅建。

・就職・転職に有利になるのは基本的に宅建。

・宅建・行政書士の同時受験は不可能ではないが、基本的にはおすすめしない。

・まずは宅建試験合格を目指そう。その後、さらに法律を深く学びたいと思えば行政書士試験へ。

 

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