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今回は受験生の方から頂いた宅建の難易度についてのご質問と当方からの回答をご紹介したいと思います。
ご質問の内容
宅建の難易度についての質問です。
宅建の勉強を開始するにあたって、その難易度を大体でも把握しておきたいと思っているのですが、インターネットなどで色々調べてみても、今一つピンと来ません。
よく見かけるのが他資格との難易度比較ですが、他資格の勉強をしたことがない者にとっては、正直、あまり意味のないものです。
たとえば、大学受験の偏差値に例えるなど、私のような学生でもわかりやすいような方法で宅建の難易度を教えて頂くことはできませんでしょうか。
松村からの回答
宅建の難易度を知る方法については、他の資格と比較する方法以外では、合格に必要な勉強時間や合格率から把握する方法が有効かと思います。
まず、宅建試験に合格するのに必要な勉強時間は一般的な学力の人で350時間程度となっています。
6ヶ月の勉強期間で合格を目指すなら、1日平均2時間程度は勉強しなければならないことになります。
次に宅建試験の合格率は例年15%~18%の範囲で推移しています。
合格率から難易度を把握しようとする場合、その分母(すなわち全受験生)のレベルが問題になるわけですが、これについては全国民平均よりはやや高いぐらいのレベルと考えて頂ければと思います。
(宅建試験の勉強を始めても受験する前に脱落する人が全体の4割程度はいるものと推測されるため)
つまり、宅建試験に合格するということは、ちょっと頭のいい子が多い公立中学の40人クラスで6番から7番目くらいの成績をとるぐらいの感じのことだということです。
以上の2点からの説明で大体、宅建試験の難易度をおわかり頂けることと思います。
最後に、ご質問者のリクエストにお応えして、宅建試験の難易度を大学受験の偏差値で表現しておきます
宅建試験の偏差値はズバリ58といったところでしょうか。
少し高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、いわゆる難関大学の卒業生であっても、結構、一発合格はできない試験であることを考えると決して的外れな数字ではないと思います。
もちろん、試験科目どころか、試験の仕組み自体が全く異なるもの同士での比較ですので、あくまで参考程度に考えて下さい。
まとめ
・宅建試験の難易度は
①合格するのに必要な勉強時間(約350時間)
②合格率(15%~18%)
から、大体、把握することができる。
・宅建試験の難易度をあえて大学受験の偏差値でたとえると58程度。
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