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本日は当方のメルマガ(宅建試験最短最速合格塾)の読者の方から頂いたご質問と当方からの回答をご紹介したいと思います。
ご質問の内容
来年、再度、宅建試験に挑戦するつもりの者です。
今年は○○の講座に通ったのですが、経済的な事情もあり、来年は通学講座ではなく、通信講座を受講して勉強するつもりです。
そこで通信講座についての質問です。
宅建の通信講座の公表している合格率って、どの程度、信用していいのでしょうか?
合格率はウソでなければ一つの判断基準になると思うのですが、何の特徴もないごく普通の通信講座なのに、絶対にありえないような合格率をうたっているものがあるので、信用していいのか不安になっています。
もし、合格率を信用すべきでないということでしたら、何を基準に通信講座を選ぶべきかについてもアドバイスをお願い致します。
松村からの回答
ご指摘のとおり、確かにありえないような合格率を平然と、うたっているような通信講座ってありますね。(笑)
ただ、それがウソかどうかまでは、私も確証を持って判断することはできません。
もしかするとノーベル賞級の勉強効率化ノウハウを開発されて、それを講座に応用されているのかもしれませんので。
しかしながら、あなたご自身の身を守るための手段として、公表されている合格率を鵜呑みにしてしまうようなことは、とても、お勧めできません。
その根拠として、私が講師仲間から聞いた合格率に関する笑い話を一つ、お話ししておきましょう。
何年か前に某都市で受講生数20名ほどの宅建講座が開講されていたそうです。
ところがその講座の担当講師と言うのが、テキストをただ読み上げることしかできないような無能な講師(アルバイト講師だったらしいです。)だったため、受講生がドンドン来なくなり、講座が終わる頃には受講生が2名にまで減ってしまったらしいです。
で、そのうちの一名が無事、その年の宅建試験に合格しました。
すると、翌年のその宅建講座の募集リーフレットには、こんな宣伝文句が書かれていたらしいです。
「合格率50%!」(爆)
まあ、分母の捉え方によっては、確かにウソではないですよね。
通信講座に限らず、宅建講座の合格率というのは、結構、そんな雑な方法で計算されることがあるということです。
(もちろん、全てではありません。きっちり合格率を算定されているところもあると思います。)
ですので、合格率については、一つの参考程度と考えた方がいいのかもしれません。
では、何を基準に通信講座を選ぶべきか、ということですが、これは「質問体制の良し悪し」ということになると思います。
音声等の講義付きのテキストが多く市販されている現代においては、テキストと通信講座の決定的な違いは、ほぼ「質問できるか、どうか」という部分だけになっています。
だとすれば当然、「質問体制の良し悪し」こそが、通信講座自体の良し悪しを判断する上での最重要ポイントになってくるはずです。
なお、「質問体制の良し悪し」を判断するにあたっては
・質問はメールだけでなく、電話でもすることができるのか?
(メールでの質問なんて、よほど、普段から文章を書きなれた人でないとできないということに注意して下さい。)
・質問回数に制限はあるのか?
(一定回数以上の質問は有料になる、なんていう通信講座もあるようです。)
・質問に回答するのは誰なのか?
(規模の大きい通信講座では担当講師ではなく、アルバイトスタッフが質問に回答するようなところもあります。)
などといったポイントをチェックするとよいでしょう。
テキストと大差のないような通信講座に何万円もの受講料を支払うことがないよう十分、注意して下さいね。
まとめ
・宅建の通信講座の公表している合格率の算定根拠は様々。
したがって決して鵜呑みにしないこと。参考程度と考える方が良い。
・宅建の通信講座は「質問体制の良し悪し」を基準に選ぶようにする。
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