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今回は当ブログの読者の方から頂いた勉強期間についてのご質問と当方からの回答をご紹介したいと思います。
ご質問の内容
宅建の勉強期間は本当に6ヶ月くらいでいいのでしょうか?
会社の先輩は6ヶ月くらいでいいと言うのですが、その先輩は既にそれで5回以上、宅建試験に落ちているので信じていいのか不安です。
たぶん、先輩は宅建講座が4月くらいから、始まるところが多いので、それを見て6ヶ月と言っているだけのような気がします。
本当に独学でも6ヶ月とかで合格できるものなのでしょうか。
松村から回答
適正な勉強期間の長さは一日あたりに確保できる勉強時間の長さによって異なります。
たとえば、1日3時間しか勉強時間がとれない人と1日10時間勉強時間がとれない人の合格に必要な勉強期間が同じはずがありませんよね。
したがってご自身の勉強期間の長さを決めるにあたっては、一般的な勉強期間の長さに従うのではなく、ご自身が一日あたりに確保できる勉強時間の長さから計算するようにすべきです。
以下、参考までに一日あたりに確保できる勉強時間の長さとそれに応じた合格必要な勉強期間の長さの一覧表を示します。
(宅建受験生の平均的な学力レベルの人をモデルにした一覧表です。学力に自信がない人はその点を考慮して、それぞれの数字を修正して考えるようにして下さい。)
2時間15分 | 6ヶ月 |
2時間40分 | 5ヶ月 |
3時間10分 | 4ヶ月 |
4時間 | 3ヶ月 |
5時間20分 | 2ヶ月 |
8時間30分 | 1ヶ月 |
※合格に必要な総勉強時間は、勉強期間が長くなるほど、長くなるように設定しています。
(具体的には勉強期間が6ヶ月の場合は350時間、5ヶ月の場合は340時間、4ヶ月の場合は325時間、3ヶ月の場合は310時間、2ヶ月の場合は270時間、1ヶ月の場合は220時間)
これは勉強期間が長くなれば、長くなるほど、覚えたことを忘れてしまうことが多くなり、あらためて覚え直す必要が生じるからです。
※全勉強期間を通じて週1回の予備日を設けるものとして、1日あたりの勉強時間を計算しています。
上記の表を見て頂くとわかるとおり、一日当たりに確保できる勉強時間が2時間15分程度で、勉強期間が6ヶ月ほどということになります。
多くの社会人受験生にとって、2時間15分というのは、1日あたりの勉強時間として、「これなら、なんとか続けていけるかな。」と感じる範囲だと思います。
これが2時間40分となると、「かなり、厳しい。」と感じる人が増えるのではないでしょうか。
一応、そのあたりのことを考慮して一般的な宅建講座などは本試験の大体、6か月前、つまり4月ぐらいから開講することが多いのだと思います。
勉強期間は6ヶ月を上限と考える。
ちなみに勉強期間の長さは一応、最長6ヶ月ぐらいまでの長さで考えるのが無難だと思います。
6ヶ月より勉強期間が長くなると覚えたことを忘れることが多くなり、時間的、労力的ロスが大きくなってしまうからです。
もちろん、どうしても1日当たりの勉強時間をそれほど多くはとれないという場合、勉強期間を長くするしかないわけですが、できる限り、1日あたりの勉強時間を多くするための工夫をするなどして、なるべく勉強期間を6ヶ月以内におさめることができるよう努力して下さい。
まとめ
・勉強期間の長さを決めるにあたっては、一般的な勉強期間の長さに従うのではなく、自分が一日あたりに確保できる勉強時間の長さから計算するようにすべき。
・勉強期間は一応、6ヶ月を上限と考える。
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